なんと別所温泉も含め、上田市の塩田平が日本遺産に認定されました！
テーマは『レイラインがつなぐ「太陽と大地の聖地」龍と生きるまち　信州上田・塩田平』です。
生島足島神社・別所温泉を中心に36の構成文化財（文化財ではなくてもテーマを象徴するもの）が対象となっています。
松茸や別所線の赤い鉄橋、そして別所の雨乞いまつり・岳の幟も含まれています。
残念ながら今年は岳の幟はコロナウィルスの関係で関係者のみの神事のみで行ないます。

昨日は夏至の日、生島足島神社ではテーマにもあるレイラインに関係する、神秘的な現象がちょうどこのタイミングで起こったのです。
台風からコロナと暗い話題ばかりでしたが、元気をもらえた朝となりました。

ちなみに本年最後の申請には69件が応募しています。認定は21件、合計104件。
このうち長野県内は上田市(単独)と以下の3件、計４件しかありません。

①木曽路はすべて山の中～山を守り　山に生きる～(南木曽町はじめ7市町村）

②星降る中部高地の縄文世界—数千年を遡る黒曜石鉱山と縄文人に出会う旅─（長和町はじめ8市町村と山梨県6市町村)

③月の都　千曲－姨捨の棚田がつくる摩訶不思議な月景色「田毎の月」－(千曲市単独）

塩田平の空も山も、田園風景も本当に素敵です。
それだけでなく、歴史的にも地形的にも価値があることを認めてもらえたというのは本当に嬉しい限りです。
ドライブでも、別所線に乗っても、ウォーキングやサイクリングでも、塩田平を楽しんでいただければと思います。

私たちもしっかりと地元の歴史などを学び直し、日本遺産認定で訪れていただけるお客様にしっかりと説明をできるようにしておかなければいけませんね。